さて外食です。
ハラールレストランの多くがエスニック
ハラールレストランが増えてきてありがたいのですが、日本ではハラールレストラン=エスニックレストランになっているのがほとんど。
カレーばっか、食べたないんや!
っていうことですよね。
若干ラーメン店や和食店、焼肉店などがあるのかな。
勿論、カレーもトルコ料理もアラブ料理も大好きなんですけどね。
チェーン店レストランやカフェの存在
普通のカフェやレストランで飲食する際に、それはそれはありがたいのがアレルギー情報が表示されているチェーン店の存在です。
カフェやレストランによっては、ハラールマーク必要なんでしょ?と思っていらっしゃかもしれませんが、いえいえとんでもない!
アレルギー表示をしていただければ十分。
アレルギー表示があれば、判断できるし、ムスリムが自分で判断するはず!
我が家では民泊をしているのですが、イスラム圏の外国人もよく泊まりに来てくれます。けれどもハラールマークがついたインスタント食材を大量に持参して来るんです。そして日本で食べるところもハラールレストランのみ。それって悲しくないですか。せっかく日本に来たのに、かわいそう。
チェーン店レストランやカフェは外国人にピッタリの理由
- アレルギー情報がちゃんとある
- メニューが写真
外国人にはピッタリだと思うのです。ムスリムにもぜひおすすめしたい。
日本全国のチェーン店カフェやレストランが彼らのグルメリストに加わるだけで、日本での食の幅が随分広がると思います。これってすごいことでしょ?
このブログも英語版作成中ですから、ちょっと待っててね。
しかしここで上がってくる声
アルコールはどうなんだ?
ちょっと肉を使っていない和食を見てみましょう。
和食ならば大丈夫だろうという考えもありますが、和食につきものの味噌、醤油、みりん、酢などにアルコールが入っていませんか。料理酒も使いますよね。そうすると和食は一才諦めるしかないのです。
日本で手に入るそれら調味料のアルコールは、保存のためにごく微量使われていて、ほとんど製造過程や調理過程で飛んでいるとも言われます。
またアルコールと明示されていなくても、発酵食品を作る過程でごくごく微量であれ発生するらしいです。
製造過程のアルコールも除去した「ハラールマーク」つきの調味料もあります。けれど、大きな声で言えないけど、お高いの。だから裏面の原材料見て、アルコールと書いていない物を使ってるのです。庶民の私は。
昔話を一つ。
シリアの田舎を旅行中、田舎のおうちで朝食をご馳走になり、そこのおうち自家製の自慢の酢を振る舞われた。それはもう酔っ払いそうなアルコール臭プンプン。
味見した友人:
かなりアルコール度数の高い酒に近いような気がする、わかってるのかな?
つまりアルコールに関しては、線引きがとても難しい。
もちろんアルコールを食品として楽しむようなメニューは別ですけどね。サバランとかのお菓子類とか。
こんな記事を見つけました。
子どもの場合、脳の発達が未発達でアルコールを摂取することで、記憶力や判断力、意欲の低下が起こります。
また肝臓や腎臓といったアルコール分を分解してくれる機能も十分に働いていないため、大人よりもずっと低い濃度で急性アルコール中毒になってしまう可能性があるのです。飲酒の場合は1%以上のアルコールを含んでいると「酒類」として規制されていますが、お菓子に関してはアルコールがそれ以上含まれていても法的な規制がされていません。
原材料欄や注意事項をよく確認してから子どもたちに与える必要がありそうですね。Text by くまこ/食育インストラクター
引用元:
やっぱり子供には微量でもよくないみたいですね。
フランス在住のムスリムの友人によると、フランスではお菓子やケーキ類でアルコール不使用のものが簡単に見つかるそうです。 日本にも進出しているフランスの有名店のお菓子やパンも、フランスではアルコール不使用、油脂はバターのみ。なのに日本では違っちゃうなんて、なめられてるのかも。。。以前お店で聞いたら、風味づけにリキュールは必須なんですと言われたけれど、アルコール使わなくても美味しいケーキ作れるじゃん!って思いました。おフランスではやってるみたいよぅ。
神社に行けば酒樽が並ぶような国ですから、日本人はお酒に関して寛容なのかもしれませんね。
「どうしてこれを書くことになったのか、ムスリムじゃない方に知ってもらいたいこと④」に続く。